Monumento

伊勢西国三十三所観音霊場、第26番札所、垂坂山垂坂観音寺

2021-05-02

Tags: 三重県 四日市市

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  垂坂観音寺と指定文化財
垂坂観音寺は、平安時代の延長6年(928)に慈恵大師(913~985)が大乗受戒(万人の救済・成仏を説く仏法の教えを授けること)について伊勢国に留錫(行脚中、土地の寺院に滞在すること)、当時朝明郡の領主であった船木良見の篤い帰依を受け、伽藍を建立し7年間修学した地である。慈恵大師は近江国(現在の滋賀県)浅井郡出身で、12歳で比叡山に登って修行後同山を再興し、天台中興の祖と仰がれたが、寛和元年(985)に示寂。それが正月3日であったため俗に「元三大師」と呼ばれている。
当時の伽藍の規模は広大で、垂坂を中心に大膳寺・明願寺・如来坊・建長坊・寂禅坊・中の坊・玄性坊・浄光坊・天神坊・薬師堂等の24坊とそれに関連した建物が、鵤・茂福・東阿倉川・東坂部・山之一色・小杉・平津・中村等に散在し、天台別院としても栄えていたが、安土桃山時代の天正3年(1575)に織田信長の兵火に遭って焼失し、現在は寺名や地名に名残りが留まるのみである。現在の伽藍は江戸時代の元禄4年(1691)に桑名城主の松平定重が元の奥の院跡に再興したものであり、本堂は昭和に再建されたものだが、山門や鐘楼は当時の雰囲気を伝えている。
現在この観音寺には、南北朝時代の作である国指定重要文化財(彫刻)慈恵大師坐像(大正2年8月20日指定)、室町時代の作である県指定有形文化財(絵画)仏涅槃図(昭和32年3月29日指定)、平安時代の作である県指定有形文化財(彫刻)誕生釈迦仏立像(昭和30年4月7日指定)・薬師如来立像(昭和39年10月16日指定)鎌倉時代の作である県指定有形文化財(彫刻)地蔵菩薩坐像(昭和31年5月2日指定)、江戸時代の作である市指定有形民俗文化財 四日市蕉風連中奉納歌仙額(平成13年7月19日指定)等が奉安され、また、江戸時代の建立である山門も市指定有形文化財(建造物)観音寺山門(昭和52年3月23日指定)となっており、貴重な文化財が所在している。
  平成15年3月31日      四日市市教育委員会

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2021-05-05 19:00 (855)
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